鹿児島県肝付町

肝付町の魅力

• 

  JAXA内之浦宇宙空間観測所

  JAXA内之浦宇宙空間観測所は、昭和37年の開所依頼、これまで400基以上のロケットと、日本初の人工衛星「おおすみ」をはじめ小惑星探査機「はやぶさ」などの人工衛星・探査機を30基以上打ち上げが行われています。町営のロケット見学場「IHIスペースポート内之浦」には約500台の駐車スペースがあります。

• 

  四十九所神社　流鏑馬（やぶさめ）奉納行事

  毎年の１０月第３日曜日に開催される四十九所神社の例大祭、四十九所神社の流鏑馬（県指定無形民俗文化財）にあわせて開催される肝付町最大のイベントです。
  射手は毎年中学2年生の男子から選出され、馬に乗ったこともない少年が練習を重ね、本番では馬上から手放しで弓を射るまでの成長の姿は感動を覚えます。
  前日の花火大会に始まり、当日は歩行者天国の露店、河川敷のイベント広場ではステージショーや物産展など盛りだくさんで開催されます。

• 

  ウミガメが産卵に訪れる太平洋に面した白い砂浜

  肝付町は大隅半島の南東部に位置し、太平洋に面した長い海岸線を有しています。
  このあたりは花崗岩で形成されており、そのため岸良海岸や辺塚海岸の砂浜は白くて大きい粒です。
  5月から7月にかけてはアカウミガメが産卵のため上陸します。

• 

  畜産のまち、肝付町

  肝付町の主要産業は農業で、なかでも畜産が盛んです。
  「鹿児島黒牛」は令和4年10月に開催された5年に1度の「第12回全国和牛能力共進会」において
  内閣総理大臣賞をはじめ、花形とされる6区を含む計6部門で主席を獲得し、前回に続き和牛日本一に輝きました。
  豚も鹿児島県のブランドである「かごしま黒豚」や「茶美豚」の飼養が行われています。

• 

  まぼろしの柑橘「辺塚だいだい」

  「辺塚だいだい」は、鹿児島県大隅半島南部に位置する肝付町、南大隅町に古くから自生している地域固有の香酸柑橘です。
  その呼び名からダイダイと混同されがちですが、果実や樹の特性から全く異なる別の品種で、ダイダイは酸味が強く苦みがあるのに対し、酸味がさわやかで、果皮にはライムにも似た独特な香りがあります。
  平成29年に農林水産省の地理的表示保護制度（GI認証）に登録されたこの地域だけでしか手に入らない貴重な地産地消の果実です。

• 

  県内有数の伊勢海老（えっがね）の産地

  肝付町内之浦の伊勢海老の水揚げ量は県内でもトップクラスで、この地域の方言で「えっがね」と呼ばれます。
  漁が解禁となった9月には毎年「えっがね祭り」が町内飲食店で開催され、新鮮な海の幸を味わいに多くの人が訪れます。