長崎県
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ながさきけん とぎつちょう長崎県 時津町
~「時」という文字が使われる日本で唯一の自治体:時津町~
長崎県長崎市の北部に位置し、波静かな大村湾と緑豊かな山々に面した人口約3万人の町:時津町(とぎつちょう)。
「時津」そのいわれは、少なくとも鎌倉時代には既に「時津」と呼ばれていたと言われています。「時つ」という言葉は、万葉の昔から「うれしいこと」「めでたいこと」という意味で使われてきました。また「津」には「船が停泊する場所」という意味があります。つまり、「時津」という地名には、「幸せを運んでくれる港になってほしい」という人々の願いが込められていると考えられています。
主な特産品には、江戸時代から続く名物「時津まんじゅう」、今では県内でも有数の産地となった「巨峰」、緩やかな傾斜地でたっぷりの光を浴びて育つ「みかん」や「びわ」、波が穏やかで海底が砂質である大村湾でとれる「ナマコ」などがあります。